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Posted by みやchan運営事務局  at 

2013年04月13日

遺体 明日への十日間 

ご無沙汰しておりました。
宮崎キネマ館、テンタマカです。
前回の更新は1月ですね。もう4月も半ば、朝夕はひやっとすることもありますが日中はだいぶ暖かくなってきましたね。

今年は桜前線が猛烈なスピードで日本列島を北上しちゃったせいで、
花見をし損なった方も多いのではないですか?
僕もそのひとりです。おっとと咲いとる咲いとる言いながら、結局、桜吹雪を見送ってしまいました。
そんなみなさんにぴったりの桜満開の映画を、今、キネマ館では、上映いたして
………おりません。ごめんなさい。
ひまわりなら満開です。お待ちしています。



『遺体 ~明日への十日間~』
本日4月13日より公開でした。たくさんのお客さんにご来場いただきました。ありがとうございます。


東日本大震災、自身も被災者でありながら遺体安置所で働き続けた人々の記録を映画にしたものです。
是非、観にいらしてください。
映画に津波や当時の被災地の映像はありません。
劇的な展開をみせることもなく、過剰な演出もなく、映画は淡々と流れていきます。
そのトーンが未曾有の厳しい状況に立ち向かい続けた人々の姿と重なります。


「死体ではなく御遺体ですよ」
劇中の言葉です。
“死んだ体”ではなく“遺された体”。
日本人の死生観が表れたいい言葉だなあ、と思いました。

5月3日までの上映を予定しております。




ツツジ見ながらエイヒレでもあぶって今年の花見とします、テンタマカでした。
一味マヨとの相性がね、ええのよ。





  


Posted by キネマスタッフ  at 21:46Comments(0)上映作品